人間と同じように犬も、減量中であっても必要な栄養素をきちんと摂ることが大切です。ここでは、犬にはどのような栄養素が必要かを説明しましょう。
犬にとっては、たんぱく質・脂肪・炭水化物というエネルギー源となるこの3大栄養素が最も大事。それに、体調を整える働きのあるミネラル・ビタミンの2つを加えた5大栄養素をバランスよく摂るようにしましょう。
3大栄養素のうちの一つである「たんぱく質」は、細胞を作ったり、維持したりする役割があるとても大切な栄養素です。たんぱく質は、なるべく植物性よりも動物性を選びましょう。犬は肉食系の雑食動物なので、植物性の食べ物を消化吸収する能力が劣っています。
減量中には「脂肪」は大敵!…と思うかもしれませんが、脂溶性ビタミンを運んでくれますし、体内で合成されない必須脂肪酸の供給源となるので、適度に摂るようにしましょう。
「炭水化物」は、ダイエットの味方になってくれる栄養素。腸の運動を活発にしてくれる働きがあります。しかし、摂りすぎると脂肪に変わり、体内に蓄積されるのでくれぐれも適正な量を。
「ビタミン」は新陳代謝を促進してくれますし、「ミネラル」は細胞を安定した状態に保つ働きがあります。
犬の1日に必要な摂取カロリーは、その犬の大きさや運動量、季節、年齢によっても変わってきます。例えば、大型犬(約35kg・6歳)であるわが家の場合、だいたい1日約1600キロカロリーが目安になります。同じ年齢の小型犬(6kg)の場合、約430キロカロリーですから、かなりの違いがあることがわかりますよね。
これは安静時の目安カロリーですから、愛犬の状態をよく観察し、季節やその日の運動量に応じて、臨機応変に対応することが必要です。