肥満犬が増えてくるにしたがって、糖尿病にかかってしまう犬も増えてきています。人間と同じものを食べたり、必要以上にエネルギーを摂取したり、運動不足であったり…ということが原因であることが多いようです。
糖尿病は、初期症状があまりないので、気づきにくい病気です。進行してから初めてわかるということも少なくないようです。「おかしいな」と思うきっかけはそれぞれですが、お水をよく飲んでおしっこをたくさんする多飲多尿の状態であったり、過食であったり、またたくさん食べていても体重が減るなどの症状が見られたりする場合は、この病気を疑ってみることも必要です。
この病気は、過食や運動不足によって、血糖値をコントロールするホルモンの分泌が不足したり、作用しなくなったりします。また、すい臓から分泌されるインスリンが機能しなくなって、血液中の糖が異常に増えた状態になり、体にさまざまな障害として出てきてしまいます。
治療は、病院からの指示でカロリーを制限する食事管理をしたり、またインスリン注射をしたりしなければならない場合もあるでしょう。
家庭でしてあげられるのは、とにかく食べすぎないように気をつけること。なるべく腹持ちの良い食事を与え、食べる量を抑えましょう。栄養素は、体内の老廃物を排出してくれる働きがある食物繊維、カロリーコントロールがしやすい低脂肪で良質なたんぱく質を含むものを与えるのがおすすめです。
カロリーさえ気をつければ、基本的に与えてはいけない食材はありません。あとは、毎日適度な運動もさせてあげましょう。